マンション売却に必要な諸費用

売却にかかる諸費用には、以下のようなものがあります。
マンションの売却金額の全てが手元に入るわけではなく、諸費用がかかることを念頭にいれておきましょう。

仲介手数料

不動産会社を通してマンション売却を行った場合、仲介手数料を払う必要があります。媒介契約に基づいた金額で(通常は法的な仲介手数料の上限金額)、仲介を依頼した不動産会社へ支払います。

※仲介手数料の計算方法→「不動産会社に支払う仲介手数料の計算」

抵当権抹消費用

住宅ローンの残債がある場合は、抵当権が設定されているため、マンション売却の際、住宅ローンの清算とともに抵当権抹消の手続きが必要になります。
抵当権の抹消の方法としては、自分で法務局へ行って手続きするか、司法書士へ依頼するかになります。それに応じて、自分で手続きする場合は抹消登記の登録免許税(不動産1個につき1000円)、司法書士へ依頼する場合は加えて司法書士への報酬も必要となります。

不動産売買契約書の印紙税

不動産の売買契約書には印紙が必要です。売却価格に応じて金額は異なり、売買契約書に印紙を貼り、割り印を押すことで納税することになります。
印紙は郵便局などで購入できますが、金額については、国税庁のwebサイトにて確認の上、購入してください。(参考)印紙税額一覧表

譲渡所得税

基本的にマンションを売却したら、確定申告が必要です。譲渡所得の計算で損失となった場合は税金を支払う必要はありませんが、利益が出た場合は、所得税と住民税を支払わなければなりません。

確定申告と税金について詳しくはこちら→「確定申告と税金

その他

  • 住宅ローン返済の事務手数料
  • 引っ越し費用
  • 不用品の処分費用

など

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